毎年多くの児童が、社会科校外学習の一環として、使用して汚れた水を下水処理場できれいにするまでの仕組みを学ぶため、篠山市吹上にある篠山環境衛生センターを訪れています。
児童のみなさんは、初めて見る下水道処理施設や、汚泥を分解する実際の微生物を顕微鏡で確認し驚きの表情を見せたり、水に対してトイレットペーパーとティッシュペーパーの溶け方の違いを体験しながら、下水道に流して良いもの、悪いものを学んでいただきました。
また、汚れた水がきれいになっていく実際の処理行程を歩き、目で確認し、感心する児童も見受けられました。
「24時間安全で安定した処理をする機械を、守り続けていただいてありがとうございます」「大変だと思いますが頑張ってください」とうれしい感想をいただいております。
下水道課では、下水道の果たす役割と大切さ、そして水洗化され衛生的で快適な生活をするための下水道の正しい使い方や放流先となる水路や川の水質を守り、美しい環境保全について学んでいただき、下水道事業について、広く関心を持ってもらう取り組みを進めています。
トイレットペーパーとティッシュペーパーの溶け方の違いを体験。
汚泥を分解する微生物を初めて見て感動。
微生物が活発に働く反応タンク。
最終沈澱池できれいになった水を確認。