ユネスコ創造都市会議が金沢市で開催され、それに先立つシンポジウムに参加しました。
ボローニャ市、モントリオール市、そして国内で新たに登録を目指している山形市、新潟市とともに登壇しました。
このシンポでの私のプレゼン(主張)は大変良かったとみんなからほめてもらいました。
小さなまちでも農と食を中心に、まちなみ、文化、工芸、自然など誇りをもって魅力あるまちづくりに取り組んでいること、都市化の流れのなか農村の価値を見直し、これからは農村にこそ幸せや生きがいがあることを訴えました。
日本遺産の認定を受けたことも報告し、「デカンショ節を知っていますか」と問いかけ、会場にいた赤松課長(彼はデカンショ保存会なのです)の歌と踊りを披露しました。
そして、登録するには「人口10万人の要件」を撤回してほしいと訴えました。これが、モントリオールのマリージョゼさんをはじめ、多くの賛同を得たいと思います。特にサンタフェ市(アメリカ)、パデューカ市(アメリカ)、杭州市(中国)、利川市(韓国)には、個別に理解を求めました。
結局、篠山市は昨年から申請しているので、この人口規模の要件の例外とすることは認められましたが、要件そのものは今後、検討していくこととなった様子です。
▲ 文化庁 磯谷桂介氏 あいさつ
▲ モントリオール市のマリージョゼさん
▲ 左から3番目が利川市のチョ・ビョンドン市長
▲ サンタフェ市のピーターさん