篠山ならではのお苗菊をはじめとする菊花展の開催中です。
篠山地方における菊作りの伝統は古く、250余年の歴史を持っています。
旧篠山藩主青山忠良公が大阪城に在職中、江戸幕府から拝領したと伝えられる純日本種の中菊は、今もなお「旧藩公愛撫の花(お苗菊)」として、篠山地方の人々に愛育されています。
篠山地区においては大正14年に「第1回篠山菊花展」の開催以来、このお苗菊を中心とした菊花展を毎年催しています。
今年は、暑かったり、台風が来たりで、大変だったとのことですが、丹精込めて育てられた約300針もの美しい菊花が並んでいます。
若い(比較的に)女性の皆さんも、後継者として頑張っておられます。
私の恩師、長谷川武司先生も92歳、菊作り名人として、まだまだご活躍されており、うれしいです。