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篠山市のお城といえば、篠山城をイメージされる方が多いと思いますが、篠山市にはもう一つ「八上城(やかみじょう)」という貴重なお城が今も残っています。
篠山城が江戸時代に築かれた平山城に対して、八上城は戦国時代の多紀郡(現在の篠山市)を治めていた波多野氏(はだのし)が本拠としていた山城です。八上城は戦国の一大合戦である明智光秀による丹波攻めの舞台となったことでも有名です。
八上城跡はその歴史的な価値から平成17年に国の史跡に指定されました。これにより篠山市には近世の城「篠山城跡」、中世の山城「八上城跡」という、2つの国市指定史跡が誕生しました。
今年は「丹波篠山デカンショ節ー民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」が日本遺産に認定されましたが、八上城はのデカンショ節に歌われる文化遺産として構成文化財の一つになっています。
八上城跡が史跡に指定されてから、今年で10周年を迎えることを記念し、以下の通りフォーラムを開催します。
日時
平成27年12月6日(日)午後1時~4時
会場
篠山市民センター 2階多目的ホール(篠山市黒岡191)
内容
第1部 基調講演「八上城と波多野氏」 講師 福島 克彦 氏(大山崎町歴史資料館館長)
第2部 事例発表「地域の歴史を活かした人づくり、地域づくり」
(1)「中世の山城を活かした地域づくり」辻を知ろう歩こう会
(2)「子どもボランティアガイドの取り組み」一般社団法人ウイズささやま
(3)「朝路姫の願い」八上小学校6年生
アクセス
【車で】舞鶴若狭自動車道 丹南篠山口インターチェンジより約12分(5km)
【最寄駅から】JR篠山口駅から神姫グリーンバス「篠山営業所方面行き」 二階町バス停下車 バス停から北へ徒歩5分
(大きな地図)
お問い合わせ
篠山市教育委員会事務局 社会教育・文化財課 文化財係 電話079-552-5792(直通)