篠山市農都環境課では篠山城跡南堀で19日から24日まで、ハスが消滅した原因とされるミシシッピアカミミガメの駆除を行い、在来動植物にとって適した環境づくりに取り組んでいます。
駆除の方法は、かご網にエサ(魚の切り身)を仕掛けたわなを、南堀に約50個設置し、1日ほどで引き上げるというものです。外来生物の駆除を行う(株)自然回復に業務を委託し、産卵期を迎え食欲旺盛になるこの時期と秋の2回、かご網による駆除を予定しています。
捕ったカメは須磨水族園に研修用として提供し、どんなものを食べているかなども調査する予定です。また、捕獲数なども検証し、報告いただく予定です。
冬には篠山小学校の池で大切に育てられたハス(種レンコン)を再度移植します。