木材保護塗料のトップメーカーである日本エンバイロケミカル株式会社(本社:大阪市)の藤原正隆社長が来庁され、市営福住本陣団地の外壁塗装工事(250万円相当)の寄付申出を受けました。
福住本陣団地は平成17年に建築された木造2階建て(5棟20戸)の住宅で、施工の際に同社の塗料が使用されており、その後、色落ちなどの傷みがでてきています。
藤原社長は、福住本陣団地は国道沿いにあることから、日頃から自社の製品が使われた団地の様子を気にかけていただき、また歴史的な町並みに相応しい本団地を高く評価して頂いたことからのありがたい申し出です。伝統的建造物群保存地区に指定された町並みに調和するようにとの想いでご寄付いただいたことに敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。
「福住伝統的建造物群保存地区の指定を受け、建物の重要度は益々あがる。今後も町並みに相応しい建物であるため貢献できることはないかと考えて今回の寄付に至った」と、熱い想いを語っていただきました。
伝統的建造物群保存地区で保存事業も開始されるなかで、今回の寄付は大変光栄なことであり、藤原社長のように多くの方が篠山市を大切に想っていただけるような魅力的なまちづくりに取り組んでいきます。
工事は5月に施工する予定です。
▲市営福住本陣団地